ふぁるのあしあと

とある怠惰な男子大学生がテキトーにテキトーなことを書くかもしれません。

世界料理学会 in Hakodateに参戦してきた話

 

 

本記事はFUN Advent Calendar2019の13日目のものになります。13日の金曜日ですってよ。降りかかるは数学落単の脅威でしょうか。笑えません。

ちなみに昨日ははくすけさんの記事

ツイートでわかる!やってはいけないチーム開発のGit - hacusk's log

でした。最近、身勝手mergeで大災害を起こしたばかりの自分にクリティカルヒットしました。二度とやるまじ・・・

 

 

みなさんおはようございます。ふぁる (@FalBuilds) | Twitterです。ここでは世界料理学会に行ってきたお話をさらっと書かせていただきます。5分ほどお付き合い下さいませ。

 

 

世界料理学会とはなんぞや?

英称はThe World Quisuine Academic Conference in Hakodate.

函館にて1年半周期で開催される料理を極めし変態たちの集い・・・料理人たちはここで与えられたテーマにしたがって調理法やら性癖やらを思う存分に語らい、知見を共有します。2009年に第一回が開催し、自分が参戦したもので第八回となります。テーマは「きのこ」でした。

 

 

そんな自分がなぜこれに参戦したのか・・・きっかけはこの一通の学内メール。

 

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ほう。面白そうじゃねぇか。触覚がビンビンに反応しました。

ちょうどその時、現代デザイン論で講義担当だったこのメールの送り主であるokmt先生に声をかけて参戦を表明しました。おちんぎんもついでに入るしな!がはは!

なお開催日が10/29,30(Mon/Tue)であったため必修科目を須らくぶっちしました・・・情報数学の補講は受けられなかったしそもそも線形と解析を一回分投げたのは後にダメージとなりました・・・

 

さぁ、ぶっちに見合った価値はあるのだろうか・・・

 

 

そして迎えた当日・・・

現地にチャリ走して降り立つと、そこにはメールの送り主であるTさんがいた。あとほかにも申し込んできてた二人の修士の先輩もいた。簡単に流れを説明され、むやみやたらな配線たちに接続されたmac bookを前に三人で座った。

なお、使用機材(プロジェクター)の操作法は説明されなかったために本番は非常にグダりました。使用スライドが手違いのものだったり、そもそも他人から使用スライドを発表1時間前くらいに逐一USBを使ってダウンロードしては田村macに落とし込んでいたので手間がかかりました。

これ俺たち必要?って思いながらそれはもうグダりにグダった進行をしました。これが一日目です。二日目は先輩が一人仮病を使ってぶっちし、もう片方は午前で居なくなるので自分が一人になることはわかっていましたし、Tさんの首元を引っ張って全行程の流れとか使用するスライドを全部吐いてもらって全部確認しました。もうこの人には任せておけねぇ。

終わった後には「こんな無能にはなっちゃだめだよ」って自分で言ってました。自覚あるのね!?もしかして今までもこんな調子でやってたのか・・・?

 

でも内容は興味深かったよ!

そんな感じでバイト内容は未来大生である必要があるのか甚だ疑問でしたが、講演内容自体はとても興味深いものでした。この世界の人たちは自分たちがいいと思う、いいと感じるものを各々表現しているに過ぎず、その手法が、

・「俺はパリで修業してきたから本場のフランス料理を見せてやるぜ」ってみんなが一般的につよいシェフと想起する人

・「おれは料理は科学を地で行くぜ」って食材の成分や組み合わせの相性から追究する人

・「わたしは伝統を絶やさないように継承する」って古より伝わりし(誇張)製法で料理する人

・「ド田舎である地元でしか採れない食材だけで地元の大自然を表現したるぜ」って田んぼに囲まれた地元に店を構え、毎日森にいって野草を採り、シカを狩り、その日のメニューを作る人

など、それはもういろんな人がいました。

以下印象にのこったものを少し紹介。

 

 

http://www.alchecciano.com/

アル・ケッチアーノの奥田シェフ。料理学会で得た知見を吸収しまくって自分でもわかるくらい強くなってるらしい。理論をどんどん吸収し、それを積極的にアウトプットしていく。そして地元の庄内の町おこしにも成功している。しゅごい。

 

 

https://sunchi.jp/sunchilist/hirosaki/102812

津軽あかつきの会。津軽地方伝統の製法を継承した料理を提供。強烈なキャッチコピーと津軽なまりでインパクトを残した。地方によって特徴のある郷土料理というのはそこら中にあるのですが、やはり長期保存に対応させることと熟成を両立させる手法を編み出した先人たちはすごいと思います。今でもなおほぼ同じ手法で受け継がれなおかつ美味しいと言われ続けているのですから。

 

http://www.res-terakoya.co.jp/

光の演出や食材の調理法、盛り付け方など、あらゆる手法で幻想的な空間を演出するという TERAKOYAの間シェフ。ちょっとここ行ってみたい。食べるのがもったいないレベルの芸術作品を拝めそう。

 

http://spirits-sharing.com/

 

The Bar Codename MIXOLOGY Tokyoの南雲シェフ。たぶんこの方がぶっちぎりのド変態だった。食材から香りを抽出してなんでもカクテルにしてしまうすごい人である。なんだよ、カレーのカクテルって。なんだよ魚のカクテルって。雰囲気も大切にするためにジャンルごとに店舗を分けるという徹底っぷり。

 

 

うーん画像貼り付けまくったら伝えやすいけどそれでごちゃごちゃするのも嫌だからTwitterハッシュタグ#世界料理学会 - Twitter Search

をチラ見していただけるとありがたいです・・・

 

そういえば二日目の「炭火割烹 菊川」さん炭火割烹 菊川(函館/日本料理) - ぐるなび

の紹介ビデオの制作に弊学の某T先輩が関与しているらしいですよ?

 

 

おわりに

運営はあまり良いものではありませんでしたが、料理好きの自分にとって興味深いものはたくさん見られました。やっぱり料理って奥が深くて面白ぇ。参戦してよかったです。

明日はまっつ先輩が Jetpack Composeまとめ的なSomethingについて書くそうです。バトンタッチじゃ。